参政党福岡県連活動報告ブログ

2024/6/30_タウンミーティングin福岡@藤井聡氏

2024/6/30_タウンミーティングin福岡@藤井聡氏

2024年07月11日 10:37

円安長期のデフレを克服出来ず、所得が上がらない唯一の先進国「日本」


輝かしい日本の未来への道を歩み出すために、私たちはどう考え行動すべきなのか。


今回は、京都大学大学院教授で、都市計画や交通政策の専門家である藤井聡先生をお招きして、


“福岡ほんまもん教室”「安い国ニッポン」脱却への道

というテーマでご講演いただきました。


写真1熱気あふれる会場


藤井聡先生は、まず日本経済の現状として、GDP(国内総生産)を基準にした分析により、日本の経済成長が1990年代中盤以降停滞していることを具体的なデータで示されました。


また、世界各国と日本の成長率を比較し、日本の成長が他国と比べて低いことが明確に指摘されました。

さらに、日本経済の停滞は、1997年に消費税が3%から5%に引き上げられたことが大きな転機となり、その影響で消費が冷え込み、賃金が下がったことが経済停滞の主要な原因であると説明されました。

そして、消費税増税や社会保険料の引き上げが経済に与える悪影響についても詳しく述べられ、これらの政策が消費をさらに冷え込ませ、経済成長を妨げていることが強調されました。


藤井先生は経済政策の見直しが必要であり、消費税の減税や政府支出の拡大などの対策を提言されました。

写真2 軽快な語り口でユーモアを交えて語られる藤井先生


藤井先生の講演は具体的なデータと実例を交えて行われ、参加者からの質問にも時間いっぱいまで丁寧にお答えいただきました。特に、現場での具体的な課題とその解決策についての議論が活発に行われ、非常に有意義な時間となりました。

今回は初の試みとして、福岡県内の選挙区で構成される第1支部から第11支部の支部長らが参加し、参加者との積極的な交流が行われました。


各支部はブースを設置し、地元の課題や参政党の政策について参加者と意見交換を行いました。この交流を通じて、参政党の活動への理解と支持がより一層深まりました。


写真3 参加者をお迎えする各支部のブース


今回のタウンミーティングを持ちまして、著名な講師をお招きしての勉強会は一旦終了とさせていただくことになりました。


次回以降のイベントでは、党公認のファシリテーターが、参政党の理念や政策をワークショップ形式で一般の方々に伝える形式に変更いたします。この新しい形式では、参加者自身が考え、意見を交わしながら私たち参政党が目指す社会について理解を深めることができる場にしたいと考えています。


今回のタウンミーティングでは、藤井聡先生の講演を通じて日本経済の現状と課題について深い理解を得ることができ、また、参加者との交流を通じて、地域の課題や参政党の政策について意見を交わす貴重な機会となりました。

参政党福岡県連では、今後も地域の皆様と共に考え、行動する場を提供してまいります。引き続きご支援とご協力を賜りますようお願い申し上げます。

文責:脇山 康子

編集:木下 登勝