参政党福岡県連活動報告ブログ

2025/2/22_参政党ワークショップ&衆議院議員吉川りな講演会in福岡市早良区

2025/2/22_参政党ワークショップ&衆議院議員吉川りな講演会in福岡市早良区

2025年03月11日 21:51

【街宣活動in博多駅前】

ワークショップに先立ち、博多駅前で街宣活動を行いました。(弁士:3名)

 (衆議院議員 吉川りな) (福岡市議会議員 新開ゆうじ)(苅田町議会議員 角崎明美) 

        

  

◆参政党ワークショップ&衆議院議員吉川りな講演会in福岡市早良区◆                      

【会場】

SAWARAPIA(旧ももちパレス)


【参加人数】

参加人数40名(内訳:党員30名、サポーター&一般10名)


【講座概要】

第一部は、ファシリテーター新開ゆうじ市議会議員によるワークショップ「グローバル社会が地方社会にもたらすもの」について6人×6班で活発に議論し、様々な問題点を共有しました。討論発表時には、新開議員が、市議会で話し合われているホットな議案を紹介しながら地域に迫り来るグローバル化に対しての知識と心構え、我々が地域でしなければならない事を考察する実践的な講座でした。


第二部は、吉川りな衆議院議員による、今年の参政党共通テーマ「参政党は陰謀論政党なのか?」を国会で議題に上がる様々な具体例とデータを挙げ、「陰謀論」のレッテルの裏に着々と進む他国の「陰謀」の証拠を示していきました。何が世界で起こり、日本へ波及しているかを国会では何が討論されているか具体的に理解することで、我が国の在るべき国際化への礎とする講座でした。

◆第一部 ワークショップ『愛する福岡・博多とグローバル』


 導入部は、新開議員の生い立ちと政治経験での苦労話、そして参政党に至るまでの経緯の紹介でした。声楽を学び、現在パティシエである経歴からの政治家であることは異色中の異色。素晴らしいオペラの朗々とした歌声も披露しての幕開けでした。また、新開家は博多祇園山笠を担ってきた立役者の一家でもあり、故郷博多への思い入れは並大抵ではありません。その博多愛の熱いオープニング後、本題に移りました。

2つの議題を、6班×6人が、3分シンキングタイム、10分グループ討論、代表者による発表、講師による総括の順に進行しました。

第1議題 「グローバルという言葉を聞いて思い浮かべる事は何か?」


各班の意見は次の通りです。(順不同・同意見は省略)

・昔はインターナショナルと言っていたが、現在はグローバルという言葉へと変わった。

・グローバルに社会に飲みこまれる怖いイメージ。

・日本のルールが通用しなくなる不安。

・不気味な悪いイメージしかない。

・日本の道徳が退廃する予感がする。


総括すれば、「悪い印象」ということで良い意見は挙がりませんでした。

そこで新開議員は何故グローバルという言葉が不安なのかについて、言葉の定義と世相を基に切り込みます。要約すれば、グローバルは単に世界を表す言葉であるが、使われ始めたのは金融ビッグバン(1990年代)以降である。一番変化したのは日本企業の持ち主が、社員から株主へ変遷。大企業においては外資の株主も参入した。その外国資本をグローバル金融と呼んだのが発端。バブル崩壊から下がり続ける景気とあいまって悪い印象がついた。つまり一時世界を席巻したはずの日本企業の精神が否定され、グローバル化しなければという観念への刷り込みされたのがこの時期なのです。これでは良い印象はないはずと納得しました。

そうした中で新開議員は、重要なことは今我々は「資本主義戦争」の真ただ中におり、激しい経済の戦時中に生きているのだという自覚を持つこと。戦略と戦術を持つことが恐怖の正体を成敗することだということでした。大きいマクロ経済の話になりました。

第2議題「グローバル化の中で福岡・博多はどうなっていくのか?」

これもそのまま列挙します。

・ルールを明確に決めないと、確実に地域は消滅する。

・目先の利益ばかり追求する企業が増えるだろう。

・様々な土地から来た人の集合体で、文化なき土地になる。

・文化が全く変遷する恐怖。

・治安が悪化する。


やはりグローバル社会では、福岡の明るい未来は描けないようです。それに対して新開議員が現在福岡市議会で今議論されている具体例を紹介し問題を共有します。


・外国人学生の給食費無償という矛盾

・中国人観光客使用後のトイレ清掃対策と費用の膨大さ

・土地の値上がりの税金で原住者が住めなくなり、その土地を外国人が購入する

・地域の祭りの担い手が居住区からいなくなる

・平屋がオフィス化・単身住宅化してしまい文化の継承者がいない


結びとして新開議員は、祭りは文化であり一日にしては成らないもの、無くせば永久に消滅しかねないのです。昔からの住民ありきの祭り・文化継承であるから、日本を大切に思う参政党の役割は大きいということで締めとなりました。答えはありません。ただ一人一人が日本人であるためにはどうするのか、心に刺さる学びの多い講座でした。


   

(ファシリテーター 新開ゆうじ) 


◆第二部 講演会「参政党は陰謀論政党なのか?」

 導入は神谷代表の熱い魂の演説VTRの後、吉川議員のまたそれ以上に熱い生い立ちの話から始まりました。小さい頃、難病克服し医者になる決意、テニス日本一を目指した学生時代、昔誓った医療従事者の道へ進む。全力スマッシュ&初志貫徹するのが吉川議員流の生き様だそうです。政治を目指したのは旦那様が参政党支援者だったからという可愛い理由は意外でしたが、吉川議員は参政党を率いる国会議員。質疑の際は委員長の睨みも跳ね返す気迫です。

そして参政党の成り立ちや理念に話が及び、党勢拡大が急務である事を述べました。他党は数の力で法案を押してきます。日本を壊す法案にはNO!を突き付けるには数で対抗する必要があると聴衆に訴えます。

(講師 吉川りな)



テーマは主題に入り、吉川議員が熱心に取り組んでいる問題を題材に話を展開しました。①脱炭素、②コロナワクチン、③夫婦別姓の三つです。

     「脱炭素」

10年で150兆円を投じても-0.0006℃しか変わっていない上、事業者の倒産や無益化が露呈してきたこと。列挙に暇はなく、環境に配慮して環境を破壊している悲惨な現状に終止符を打つ必要性を訴えます。狭い日本国土にアメリカより多くのソーラーパネルは要らないわけです。宇久島(長崎県)や阿蘇市(熊本県)は特に多くパネルが設置されており要注意県である事を共有しました。

     「コロナワクチン」

医療従事者の声から、救急車で搬送された際に接種回数を尋ねる事に何か隠蔽を感じるという事でした。看護師としての経験から、疫病対策は政治家ではなく医者が主導すべきで、今後ひき続きデータを科学的に解析し、危うきは止める必要性を訴えました。

     「夫婦別姓」

国会議員の中にも反対派も増えてきたという事で手ごたえを感じており、参政党がはっきりと「反対」を述べるので国会のムードが明らかに変わったとの嬉しい報告でした。声を上げ続けるのも大事ですが、はっきりとNO!と言う必要性を感じました。


 最後に吉川議員は、「『選挙は続くよ、いつまでも!』は神谷さんでなく、私が最初に言ったんです!」と満面の笑顔を交えて党勢拡大にエールを送り、「九州は政治がアツイ!」と心からの叫びで結びとしました。情熱的な吉川議員と参政党に今後大注目です。



文責:福石晴美(福岡第1支部)

編集:木下登勝(福岡第3支部)